この実験について
かんたんに言うと
コイントスのように「0」か「1」がランダムに出る機械に向かって、たくさんの人が「1が多く出るように」「0が多く出るように」と念じます。 魔力がなければ、念じても「0」と「1」はだいたい半分ずつのまま。魔力があれば、念じた方に少しずつ寄っていくはずです。 1人1回では偶然と見分けがつかないので、みんなの回数をたくさん集めて確かめます。
ことばの説明
- 乱数(らんすう)
- ランダムに出る数のこと。ここでは「0」か「1」。機械の中の電気のゆらぎ(物理ノイズ)から作っているので、誰にも予想できません。
- 偏り(かたより)・z
- 「0」と「1」が片方にどれだけ寄ったかを表す数。0 なら寄っていない。−2〜+2 はコイントスでもよくある範囲。プラスは指示どおり、マイナスは指示と逆。
- p(ピー)
- 「魔力がなくても、偶然これくらい寄る確率」。小さいほどめずらしい。この実験では 0.005(200回に1回)より小さければ「魔力あり」とします。
- 対照試行(誰も念じていない回)
- 誰も念じていないときにも自動で測っています。機械そのもののくせ(もともと「1」が出やすい、など)と、魔力を見分けるためです。
- 事前登録
- やり方と「何が出たら魔力ありとするか」を、始める前に決めて公開しておくこと。あとから都合のいい決め方に変えられないようにするためです。
- ブロック
- あなたの1回の記録。ブロック帳に貯まり、長く念じるほどレア度が上がります。
- ハッシュ
- 記録から計算した「指紋」のような64文字。記録を1文字でも書き換えると、まったく別の文字になるので、書き換えがすぐわかります。
くわしい説明
何を確かめるのか
この実験での「魔力」は、次のように定義しています。
人の意図と相関して、既知の物理的経路(筋力・熱・電磁気・音・振動など)を介さずに、物理系の確率的なふるまいを偏らせる作用
確かめる仮説は1つです。
HIGH(「1」が多く出るように)と念じている間に読んだビットは、LOW(「0」が多く出るように)と念じている間に読んだビットより1の割合が高い
念じる時間は人によって違うので、念じた時間に比例した重みで数えます(5分念じた試行は、3秒の試行の100倍の重み)。 参加者が測ったビットの合計が 333,000,000 ビット (念じた時間の合計で約 11.6 時間)に達した時点で、そこまでの試行だけを使って判定します。 基準は α = 0.005(両側)です。 これは「魔力がなくても偶然これだけ偏る確率が 0.5% 未満なら、効果ありとみなす」という意味です。
1回の試行で起きていること
- 「1が多く出るように」か「0が多く出るように」かを、サーバーがランダムに決めます(測定に使う乱数とは別の乱数で決めます)。
- 3秒の準備のあと、ボタンを押している間だけ、物理乱数発生器から1秒に 8,000 ビットずつ読みます(最短 3 秒・最長 10 分)。1秒ごとの記録も残します。
- ボタンを押していた割合・画面を表示していたか・手応えを、結果を見る前に申告してもらいます。
- 試行は番号とハッシュをつけて確定します。そのあとで初めて結果が表示されます。
ずるができないようにしている工夫
- 事前登録:仮説・判定の方法・試行数は、実験を始める前に prereg.json に書いて公開しています。すべての試行にこのファイルのハッシュが記録されており、途中で書き換えると集計できなくなります。
ハッシュ(SHA-256):221ad41df16d9ad1404fbf5518c9cb00c82110d1793ee751132d902bd5c00f2e - やめどきで結果を選べません:測定中は結果を一切見せないので、「うまくいっていそうなところで指を離す」ことはできません。
- 途中でやめても記録に残ります:測定が始まった試行は、画面を閉じても必ず確定します。「うまくいかなかった回だけ消す」ことはできません。
- 対照試行:誰も念じていない試行を 30秒ごとに自動で行い、装置そのものの偏りと区別します。長さは直前の参加者の試行に合わせます。
- 生のビットを使う:乱数をハッシュなどで加工すると偏りが消えてしまうため、物理ノイズのビットをそのまま数えています。
- 改ざんの検出:記録はハッシュでつながっています。最新のハッシュを定期的に SNS に投稿するので、あとから書き換えればわかります。
条件を変えるとき
念じる時間の上限などを変えるときは、その時点で「第1期」を締め、新しい期として記録を分けて始めます。期の途中では変えません。 全期を合わせた判定の方法も、あらかじめ 事前登録 に書いてあります。
ブロック
確定した試行は、あなたの「ブロック」として わたしの記録 のブロック帳に貯まります。ブロックごとに証明書ページがあり、共有もできます。
- レア度は念じた時間で決まります(コモン 〜1分、レア 1分〜、エピック 5分〜、レジェンド 10分)。
- ★は、偶然ではめずらしいほど指示どおりに偏ったブロックにつきます。
- 持ち主の記録は、実験の記録とは別に、同じようにハッシュでつないで残しています。
- ランキング(念じた時間の合計・★の数)は、ずっと画面を表示しながら念じた回だけを数えます。
- レア度・★・ランキングは表示のためだけのもので、実験の判定には使いません。
- ブロックには現時点で金銭的な価値はありません。売買・換金はできません。
プライバシー
IP アドレスは保存しません(連続して大量に試行されるのを防ぐため、メモリ上でだけ一時的に使います)。お住まいの国・地域は、答えてくれた方の自己申告だけを使います。 参加者はブラウザの Cookie に入れたランダムな ID で区別します(引き継ぎコードは、この ID そのものです)。公開する CSV では、この ID もさらに変換して、元の ID がわからないようにしています。